オルソケラトロジー
オルソケラトロジーとは手術の要らない
近視進行を抑制する治療です
特殊なコンタクトレンズ(オルソKレンズ)で、近視の進行を抑制する治療です。夜間寝ている間に特殊な形状の高酸素透過性ハードコンタクトレンズを装用することで角膜の形状を整え、昼間は何もせずに、近視が矯正された状態で生活ができます。近視の方が対象となります。

オルソケラトロジーには
以下のような特徴があります
手術と違って角膜に傷を作らない
オルソKレンズを中止すると近視は元に戻る
日中はメガネやコンタクトレンズなしでスポーツが可能
オルソケラトロジーは
以下の方には向いていません
角膜のカーブが極端にゆるい方やきつい方
暗いところで瞳孔が極端に大きくなる方
40歳以上の方
円錐角膜、重度のドライアイ、角膜結膜疾患のある方
安全性について
オルソケラトロジーは、アメリカで30年以上前から研究・施術され、現在、アメリカ・ヨーロッパ・アジアを中心に、世界各国でその安全性と近視の進行抑制効果が認められ、実施されております。レーシック等の外科的手術と異なり、レンズの装用を中止すれば、角膜の形状は元に戻りますので、安心してお使いいただけます。当院では各種検査を行い、患者様の眼の安全を確認しておりますので、定期検診は必ず受けましょう。
治療の流れ
適応検査
オルソケラトロジーが可能かどうか検査をおこない
医師が適応と判断した場合はテストレンズを処方します。
装用テスト
1~2週間、テストレンズをトライアルしていただきます。
治療の開始
トライアル後、満足いただけた場合は、処方用レンズを注文し治療を開始します。
定期検査
治療開始1ヵ月後に検診、その後は3ヵ月ごとに定期検査を受けていただきます。
オルソケラトロジーは自由診療です
オルソケラトロジーによる検査・診察は保険適用外となりすべて自由診療になります。
オルソケラトロジーの開始費用は
16万円(税別)です
開始から6ヵ月間の検診費用(処方レンズを含む)
※点眼、ケア用品、6ヵ月以降の検診費用は別途必要になります。