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メディア掲載記事

徳島新聞「相談室(徳島医師会)」掲載記事紹介

2019年08月31日 更新

掲載記事紹介 徳島新聞 「相談室(徳島医師会)」に寄せられた「紫外線への目の影響 ダメージを防ぐには」という相談に、当院 埜村裕也 医師が答えています。

Q . 紫外線への目の影響、ダメージを防ぐには

紫外線は目の水晶体まで届き、白内障の原因になると聞きます。その他にも紫外線の目への影響はありますか。目のケア、紫外線による目のダメージを防ぐ方法を教えてください。

A. 帽子とめがね 併用が効果

紫外線は皮膚と同様に目にもたくさんの悪影響を及ぼします。紫外線は結膜(白目)や角膜(黒目)、水晶体で吸収されます。そして、日差しが強い日などに大量の紫外線を短期間に浴びると、結膜充血や紫外線角膜炎などの急性疾患を起こします。紫外線角膜炎は紫外線を浴びた日の夜に強い痛みが出る病気です。長期間、紫外線を浴びることで発症する慢性疾患には、結膜疾患では瞼裂斑や翼状片。水晶体疾患では白内障があります。

瞼裂斑は結膜にできる黄色い斑点や隆起のことで、治療の必要はありません。それでも、周囲が充血しやすく、異物感が出ることがあります。

翼状片は結膜が角膜に向かって伸びていく疾患で進行すると瞳孔が覆われ視力が低下するため、大きくなる場合は切除する必要があります。

白内障は水晶体が混濁する疾患で進行すると視力が低下します。

近年は地表に届く紫外線が増加傾向。特に4~9月は紫外線の量が多い時期です。一日では午前10時~午後2時が最も紫外線が強い時間帯です。従って春から秋には昼間外出時のしっかりとした紫外線対策が必要です。帽子とめがねを併用することで、十分に紫外線を減らせます。ただし、紫外線は地面などに反射して横や下からも入ってくるので、全方向から紫外線を防御しないといけません。

なるべくつばが広い帽子をかぶり、紫外線カット機能の付いたレンズのめがねを選ぶこと。めがねは横からの紫外線を防ぐため、つるが太い方がいいです。色の濃いレンズは瞳孔が普段より大きく開きます。かえって、たくさんの紫外線が目の中に入る場合があるので要注意。紫外線カット機能のコンタクトレンズも効果があります。長時間、野外で過ごすことが多い人は適切な紫外線対策で目の健康を維持しましょう。(第2、第5土曜掲載)