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メディア掲載記事

徳島新聞「米白内障学会フィルム・フェスティバル優秀賞受賞」掲載記事紹介

2002年07月26日 更新

米白内障学会フィルム・フェスティバル 徳島市の眼科医・藤田さん優秀賞

2002年7月26日
徳島新聞朝刊社会面より

徳島市佐古六番町の眼科医・藤田善史さん(48)が目の水晶体を包む膜(前嚢=ぜんのう) が2枚ある白内障患者の手術を収めたビデオ作品で、米国白内障屈折矯正手術学会フィルム・フェスティバルの特別部門優秀賞に選ばれた。 教育的意義があり、独創的な内容が評価された。日本人ではただ1人の受賞だった。

水晶体包む膜2枚の特異な患者手術
教育的意義を評価

通常、目の水晶体を包む膜は1枚しかない。それがまれに2枚あることは眼科医の間で知られていた。

白内障手術は顕微鏡で見ながら、膜をはがし水晶体の濁りを吸い出す。 作品は藤田さんが2001年2月におこなった手術の顕微鏡映像。 緑の色素で染めた膜をピンセットではがしたところ、さらに2枚目の膜があり、それをはがして治療したシーンを10分にまとめた。

藤田さんは「2万例近く白内障手術をしているが、膜が2枚ある患者は初めてだった。貴重な映像と考え、特別部門に応募した」と言う。

フェスティバルは白内障手術、近視・遠視の矯正手術、特殊器具開発など10部門あり、世界各国から計160本のフィルムの応募があった。 各部門で最優秀1点、優秀賞1点が選ばれた。藤田さんは、1997年に次ぐ2回目の挑戦だった。

藤田さんは「医療技術の向上のために、今後もより上の賞を目指したい」と話している。