menu

実績・受賞

社会貢献者表彰

2014年02月12日 更新

2013年11月25日(月)、帝国ホテル東京で平成25年度「社会貢献者表彰式典」が開催されました。1999年から行っているミャンマーで超音波白内障手術を普及させる活動が評価され、社会貢献の功績部門で受賞させていただきました。

平成25年度の受賞者は個人、団体を合わせて53件で人命救助の功績3件、社会貢献の功績36件、海の貢献賞2件、東日本大震災における救難活動の功績12件でした。

昭和46年、公益法人社会貢献支援財団が設立され、平成22年、「公益財団法人社会貢献支援財団」に名称が変更されました。 この財団の目的は、社会に貢献している方々の功労に報い、その活動を支援し、社会貢献活動の普及と社会の進展に寄与することです。

毎年1回、「社会貢献者表彰式典」が行われ、人びとや社会のためにつくされた方を表彰して、日本財団賞が贈られます。候補者は、自薦、他薦を問わず広く一般に公募され、 年齢・職業・性別・信条・国籍などによる差別はありません。今年は234件の推薦があり、その中から53件が選ばれました。 選考委員長は塩川正十郎元財務相、選考委員は内館牧子氏(脚本家)、大武健一郎氏(元国税庁長官)、吉永みち子氏(ノンフィクション作家)、杉良太郎氏(俳優)の計5名でした。

11月24日(日)夕方、受賞をされた方とご家族の方が帝国ホテル東京に集まりました。 一人ずつ1分間程度で簡単な自己紹介をしました。 札幌で戦後の混乱のため教育が受けられなかった方などを集め自主夜間中学を開校されている方、沖縄で30年間、知的障がい者の仕事を探し、 社会的に自立するためのサポートをされている社会福祉法人の方、神奈川県で日本脳性麻痺7人制サッカー協会を設立し、2020年のパラリンピック出場に向けてがんばっておられる方、 1993年からアジア、アフリカの発展途上国で口唇裂、口蓋裂の手術をボランティアで行っている佐賀県の医師など、出席されている全員が、 さまざまな方面でとても素晴らしい活動をされていることに感動いたしました。

翌25日は午前10時から「社会貢献者表彰式典」が開催されました。53件の受賞者の友人、知人も招待されていたため655名の方が出席する大きな式典になりました。 私も、いつもミャンマーに一緒に行ってくれている眼科医療チームのメンバー6名を招待させていただきました。ゲストには安倍総理令夫人、阿部昭子さんも来られていました。 日下公人会長、内館牧子氏のご挨拶後、受賞者は一人ずつ司会者の方から功績を紹介され、日下会長より表彰状を直接いただきました。最後に壇上に集まり記念撮影が行われました。

平成25年度社会貢献者表彰式典(最後列左より5人目が藤田院長)

社会貢献者表彰式典にて

表彰状

今回の受賞は私たちがチームで行っているミャンマーの眼科医療活動が評価されたものです。 ミャンマーで医療活動を始めるきっかけは、1998年8月、淡路島の高島眼科で白内障手術を行っている時に、ミャンマー保健省ミョー・ミント技官が来られ、 現地の眼科医に超音波白内障手術を教えてくれないかと依頼されたからです。

ミント氏は外科医で当時のミャンマーの白内障手術の現状をよく理解されていました。 日本では一般的に普及している超音波白内障手術は行われておらず、白内障手術は旧来の術式であったため、手術に時間がかかり合併症も多く術後視力の回復も悪い状況でした。 日帰りで手術時間も短く翌日の視力も良い超音波白内障手術への術式変更がミャンマー眼科医には必要でした。

1999年2月より23回ミャンマーを訪れ、ヤンゴン国立眼科病院、マンダレー国立眼科病院を中心に超音波白内障手術の指導を行いました。 その他に超音波白内障手術器械や顕微鏡などの寄贈とメンテナンス、ミャンマー日本眼科手術学会の開催、現地の眼科医とともに僻地で行う無料白内障手術巡回への参加、 ミャンマー眼科医を日本に招聘した手術研修プログラムなどを行ってきました。

今では、超音波白内障手術は一般的な術式として普及し、多くの眼科医が上手に手術できるようになりました。 2014年は、2月5日から11日まで24回目の眼科医療活動をヤンゴン眼科病院で行う予定です。