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| 2000.03.09 〜 2000.03.10 |
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2000年3月9日(木)、10日(金)、タイ王国、バンコク市において開催された白内障学会“Phaco Beyond 2000”に参加した。 3月8日(水)朝11時10分、関空発のタイ航空で5時間半のフライト、バンコク国際空港に到着する。 当院からは、看護婦、筋野と事務、福原が同行する。 今回の学会は、バンコク市にあるチュラロンコン大学眼科とタイ眼科学会が主催するもので、日本から5名の眼科医を招聘、 1日目はライブ白内障手術、2日目は講演会を開催し、タイの白内障手術の向上を目指すものである。 関東地区からは、三井記念病院眼科部長の赤星隆幸先生、二本松眼科病院の杉浦毅先生、稲村眼科クリニックの稲村幹夫先生、 関西地区からは私と広島県福山市で開業している三好輝行先生が招聘された。 |
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関西空港で、飛行機に乗り込んだ時は、気温が5度であったが、バンコクは35度の猛暑である。
ホテルにチェックイン後、早速、翌日行われるライブ白内障手術の患者さんを診察するため、
チュラロンコン大学病院の眼科診療棟に向かう。
チュラロンコン大学は、タイで最も権威のある大学で、眼科手術は年間4,000件以上行われている。
病院は近代的で、ミャンマーの眼科医療に慣れている私は、高層ビルが林立する市内にある建物のたたずまいに驚く。
出迎えてくれたプリン助教授をはじめとする多くの眼科医は、大変親切で、暑さと緊張で、すこし固くなっていた私たちを暖かく迎えてくれた。 患者さんを診察した後、手術室で手術顕微鏡と超音波白内障手術装置のチェックを行う。 予定患者さんは、視力障害が進行した方が多く、白内障手術の難易度が高い人ばかりである。 日本から5名の医師とバンコクから8名の医師が午前と午後に計15名の手術を行うこととなった。 手術の様子は、学会場までケーブルを使ってライブで中継され、学会場と音声もつながれているため、質疑応答も可能である。 私は5例目、女性の右眼の手術を行った。 開始は午前9時50分、筋野に手術助手をしてもらい、器具も当院から持参したものを使用する。 英語で説明をしながら手術を行ったが、少し緊張し、声もうわずっていたかもしれない。 手術は5〜6分で無事終了し、ホッとする事ができた。 |
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ライブ白内障手術は、多くの術者が自分の得意とするやり方で行い、問題なく終了する。 内心、日本の眼科医の方がずっとうまいのではと思っていたが、タイの眼科手術レベルは大変高く、 経済状態もあまりよくないながら、器械を購入し、がんばっている姿を見ることができた。 国際的にいろいろな国の方と技術交流をする事は、自分の手術手技を再検討する意味でも良い勉強となった。 ライブ白内障手術後、日本から参加した5名の眼科医に対し、名誉会長より賞状をいただくことができた。 |
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翌日、3月10日(木)は、午前8時20分から午後4時まで、日本とタイの眼科医で、白内障手術について講演を行った。 講演は英語、時間は8分以内、私は白内障手術手技について3題、眼内レンズ縫い付け手術について1題、計4題の講演を行った。 日本の学会では、スライドを使う事が一般的だが、今回の講演は、すべてコンピュータープロジェクターを使用していた。 コンピューターは、ウィンドウズを使用した最新のもので、ハイテク面では、日本より進んでいる印象を受けた。 2年前のバーツの暴落から立ち上がり、経済は回復基調にあるようだ。 |
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