白内障手術についての会場では、調節できる眼内レンズ、乱視コントロールなどを中心に聞き、手術ライブを見てきました。
世界のトップサージャンの一人である三井記念病院の赤星先生が、カナダのギンベルセンターから、白内障ライブ中継を行いました。
近視手術については、当院でも行っているLASIKをはじめ、多くの方法が検討されています。
老視の治療は、今回のハイライトでしたが、きちんとした結果が出るまでには、まだすこし時間がかかりそうです。
今年の米国白内障屈折矯正手術学会フィルム・フェスティバルに、全世界から出品されたビデオは計160本。
その中で、教育的に意義があり独創的なビデオ21本が選考され、賞を受けることができます。
当院の出展作は、2001年2月に行った手術の顕微鏡映像。
緑の色素で染めた膜をピンセットではがしたところ、さらに2枚目の膜があり、それをはがして治療したシーンを10分にまとめました。
通常、目の水晶体を包む膜は1枚しかありません。それがまれに2枚あることは眼科医の間では知られていました。
白内障手術は顕微鏡で見ながら、膜をはがし水晶体の濁りを吸い出すというものです。
これまで2万例近く白内障手術をしていますが、膜が2枚ある患者は初めてでした。
貴重な映像と考え、特別部門に応募したものです。
授賞式は、6月3日に行われました。映画のアカデミー賞と同じ形式で、オーケストラ演奏で始まり、
審査員がひとりずつフィルムをすこし見せてジョークを言い、その後、各部門賞を発表していきます。
各部門で最優秀1点、優秀賞1点が選ばれるのですが、特別部門賞で2等賞を取ることができました。
1等賞でなかったのは残念ですが、日本人としては、ただ一人の受賞でした。
君が代が演奏される中、壇上に上がり、オスカーを手にすることができ、感激しました。
今後も、最先端の眼科医療に関する情報と技術を取り入れるため、世界で行われるいろいろな学会に参加し、
がんばっていきたいと思います。
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ペンシルベニア・コンベンションセンター ポスター展示場 |
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フィルムフェスティバル授賞式 審査員が、受賞作品を発表 |
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オスカー像を手に満面の笑みで |
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